最近は業務用・家庭用共に様々なタイプが有ります。　
家庭用レンジフードでも最近のタイプは業務用と同様に、金属製の油回収用フィルターが組み込まれており、本体・ダクトの油汚れを軽減できるようになっています。　昔からある所謂、ファン（下段一番右側）にフード等がついている方式のものは、羽根自体も排気口自体あるいは排気口から排気が直接あたる部分もかなり油で汚れ、その清掃作業は広範囲になります。

業務用では、清掃等を考慮されこの図のようにアルミ製のフードが主流です。

昔からある、所謂換気扇です。　直接排気できる場所で有れば設置も簡単な点からもよく見かけます。

空気を羽根で着るようにして押し出す（軸流式）方式です。風量は多いのですが静圧（空気を送り出す力）が低い為に、ダクトが長い、ダクトの曲がりが大きい等の抵抗が大きい場合は風量が減少してしまいます。
屋外に直接排気できる状態であれば、風量の減少が無く構造も簡単なので、トラブルが起きにくい。

スプーン状の羽根が円筒状の外側に設置されていおり、空気を押し出す（遠心式）方式です。風量はプロペラファンに比べるとやや低いのですが、ダクトなどの抵抗があっても静圧（空気を送り出す力）は低下せず、強力に排気します。
ダクト排気が多い、マンションや、逆風が強い場所でも使用できる為、最近はこのタイプが多いようです。

レンジフードは汚れているのは判るのですが、店舗でもご家庭でもなかなか手が着けられないところです。
レンジフードクリーニングは、金属製の油回収用フィルターをはずし一番奥にあるファンをはずし、羽根に付着した油等をキレイに剥離して行きます。　最初にはずした金属製の油回収用フィルターも付着した油・埃をきれいに除去します。　また、レンジダクト内壁にこびり付いた油・埃も剥離・除去し再組立を行います・